話がそれますが、このところ毎年夏が暑いですね。平均気温の上昇もありますが、それ以上に、1日の中の30度以上の時間が倍になったので暑く感じるそうですよ。昔は30度以上の時間は4時間、11時~15時くらいだったのが、今は8時間、9時~17時になっているそうです。

私が小学生の頃も、夏は暑いけれど朝からエアコンをつけなくても過ごせたし、学校にもクーラーがなくても過ごせました。今の子どもたちは、学校にクーラーがないとかわいそうでしょう。

私が小学生の頃は、体罰をするような厳しい先生もいなければ、モンスターペアレントもいないような時代だったので、学校教育には一番いい時代だったのかなと思います。

私の人生の中で一番平穏な時代ではありました。ちょうど90年代だったので、人が言いがちな「昔はよかった」、僕の場合は「90年代はよかった」という懐古論に走りがちなんですけどね。

6年間通じて、算数のみならず勉強は全てできたので、ちやほやされていました。ただ、自分にとって公立小学校の勉強は、簡単すぎてとても物足りないものでした。夏休みの宿題として出された算数のプリントを、先ほどの「学習幼稚園」のごとく、わずか10分で終わらせて、(偉そうですが)出題する先生に呆れていたこともありました。

自分から進んで「難しい勉強をしたい」と親に申し出て、中学受験の塾に3年間通わせてもらいました。毎週のテストで席順が決まるような、経験したことのない人にしてみたらシビアな世界ですが、一番上のクラスで、ベテランの講師の先生の解説で難しい問題を楽しく解いていました。

今思うと、中学受験が人生で一番勉強した時期ですね。

学校の話に戻ると、小学校の頃は「友達」はいました。ただ、友達と遊ぶのが楽しくて友達を作っていたのかというと、今思うと疑問かもしれません。

勉強も好きでしたが、テレビゲームも好きだったんですよね。

私はスーパーファミコンから初代プレステの世代になりますが、

「スーパーマリオカート」「スーパードンキーコング」「ドラゴンクエストⅥ」「信長の野望・天翔記」なんかは、時間を忘れて熱中していました。

共通のゲームを通じて友達ができるような、そんな関係だったような。

相変わらず、同級生と一緒に何かをして喜びを得る、そのような感覚は得られずにいました。

まだ小学生なので、序章ではありましたが、「自分と世間の多数派の感覚はずれている」という気持ちは、徐々にきしみだしていたように思います。

小学生の時は家庭が大変でした。

父親の不倫が原因で両親が離婚し、祖父の介護を巡って母と伯母が喧嘩をして絶縁状態になるなど、子どもながらうんざりしていました。

あとは、母親を母親として愛せない自分がいて(物心ついたときからですが)、後々につながっていきます。

中学受験ですが、第一志望の最難関校に不合格となり、第二志望だった学校に進むことになります。

人生最大の後悔なのですが、第三志望の学校に特待生(学費免除)で合格していたのです。こちらに進んでいれば、その後の人生は全く違ったものになったことでしょう……。

もっとも、いつもこう嘆くとミカエルに、「学生時代はきっとそっちの方が楽しかったよ。でも、問題はその後。落差っていうの?きっと第三志望の学校に進んでいたら、今がもっときつくなっていたよ。」と言います。今になってはそれも分かるんですよね。